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米之宮浅間神社、年末の風物詩
米之宮浅間神社の拝殿には、地元中学生が描いた奉納絵馬が飾られています。毎年12月10日付近に、縦1m80cm、横2m70cmくらいの大きさの絵馬を飾ります。制作しているのは、富士宮第四中学校と富士中学校の美術部の皆さんです。2007年頃、拝殿に絵馬の飾りがあったらいいなと宮司が考え、知人が顧問を務めていた富士宮第四中学校の美術部に依頼しました。翌年からは富士中学校の美術部の皆さんにも協力していただき、以来、毎年作品を飾っています。子どもたちの純粋な感性が表現された絵馬は、今では年末年始の風物詩になっています。初詣に来た人は参拝の列に並びながら絵馬を鑑賞し、目を楽しませています。また、「今年の絵馬はどうかな?」と遠方からわざわざ訪れる人もいるそうです。絵馬には年に3・4回ニスを塗り、毎年大切に飾っています。12月24・25日には、新年に向けて拝殿にしめ縄などを取り付けます。この作業は、「敬神婦人会」の皆さんが中心になって行っています。敬神婦人会は全国規模の団体で、地域から選出された方々が神社の行事やお祭り等で準備や運営を行っています。縁の下の力持ちとして活動しているこうした人々の力によって、新年を迎える準備が整っています。是非、初詣に訪れてみてください。(地域情報紙ぶらりっと。2020年1月号掲載)
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店名 米之宮浅間神社 住所 富士市本市場582 電話 0545-61-0817 営業時間 9:00~17:00