1. お店の場所と外観

富士市の青葉通り、米之宮神社の反対車線で、隣には業務スーパー（アミカさん）、道を挟んで「どんぐり村」があります。
お店の前には駐車場が5台あり、お店は1Fで、車を降りたら直ぐです。
以前はてんとうむしさんというお店があった場所と言えば、地元の方には伝わるそうです。

2. お店紹介とオープンまでのストーリー

どんぐり村さんは、錦織美帆さんが営んでいるお店です。

元々は、錦織さんのお兄さんが富士川楽座の一角にお店を出していました。
「ジブリが大好き」という兄妹、「いつかジブリコーナーを大きくしたい」というふたりの強い思いから、富士で場所を探していたそうです。
そして、ついに見つけたのがこの場所だったそうで、お兄さんの思いも引き継ぎながら、2021年11月11日に美帆さんがお店をオープンしました。
ジブリが大好きで富士市に素敵なお店を作ってくれたお店のストーリーはジブリ好きにとっては大感激であり、癒しのパワースポットであり、感謝しかありません。
ちなみに、錦織美帆さんの好きな作品は「となりのトトロ」。中でも「トトロが大好き」と満面の笑みで答えてくれました。
優しい雰囲気で、笑顔が素敵な美帆さん。ジブリのお話はもちろんですが取材している時のお話がとても楽しかったです。

3. どんぐり村の特徴とこだわり

2001年に三鷹の森ジブリ美術館が開館、近年では名古屋にジブリパークが2022年11月に開園、都会を中心にジブリ作品グッズを販売しているお店が多いですが、いまや地方にもお店が増え全国でジブリ人気が高まっています。
そのような中、ここ富士市のどんぐり村さんは「商品の種類が豊富」。世代は問わずいろいろな方々が楽しめるようまた買い求めることができるようにこだわっています。

さらに、お店のドアを開けると「ジブリの世界」に入ったような気持ちになれるようインテリアにもこだわっています。季節ごとに変化する入り口は圧巻で、多くのお客様が「写真を撮らせてください」と美帆さんに声をかけてきます。

4. どんな方にお店に来てもらいたいか、聞いてみました。

まず、ジブリ好きは調べて遠方から来る人も多く、静岡はもちろん名古屋や九州から来てくれた人もいたそうです。一方で地元の方からは「いつの間にできたの？」と聞かれることが未だにあるそうです。（富士市民の方、ここに素敵なお店がありますよ！）
地元の方にもジブリ好きさんは多く、お店ができたことを「富士市にお店を作ってくれてありがとう」と言ってくれたり、お客様が毛糸で編んだトトロのぬいぐるみを持って来てくれたり、子どもがどんぐりに顔を描いてデコレーションして持って来てくれたり、手紙や年賀状、刺繍、風船モチーフ…ジブリ好きさんやお店を応援してくれるお客様からいろいろなものをプレゼントされるそうです。

なんと、とても愛されている素敵なお店ではありませんか。お話を聞く度に目が丸くなってしまいました。

お客様は大人が多く、お子さん連れの家族もよく来られます。「新生児ぐらいの小さいお子さんもぜひ連れて来てほしい」と美帆さん。新生児に似合うジブリ作品グッズが豊富にあるからだそうです。

また、自身がジブリ好きではなくてもプレゼントを探しに来てほしいとも仰っていました。ラッピングが有料の時代になり何年か経ちますが「なんと、無料で素敵にラッピング」してくれるのです！
商品の種類が豊富なので、お祝いごとからちょっとしたプレゼントまで、きっと良いものが見つかるかもと話してくれました。みなさん、出産お祝いで迷ったら行ってみてください。

美帆さんからメッセージをいただきました。

ぜひ、どんぐり村に癒されに来てください。ラッピングもしますので、プレゼントにも選んでください。お待ちしています！

5. 感想・まとめ

富士市は少し車を走らせると海や山があり、自然を満喫できる癒しスポットがたくさん。
そんな中でも、私にとってもっと近場の癒しスポットがどんぐり村さんです。
今回はその素敵なお店の取材ができるということで、楽しみな私でした。
毎回私はそうなのですが、お店の扉を開けると「自然と笑顔に、瞳孔はマックスに」開きます。ドアを開けたそばからジブリの世界に入っていく感覚にいつも心を踊らされます。ジブリ作品グッズも新しいものが入荷していたり、季節ものがあったりと、毎回楽しい癒しスポット、パワースポットです。

今回、取材をさせていただいて一番感じたのは、このお店はジブリ作品グッズだけが愛されているのではなく、素敵な店主さん、美帆さんがお客様から愛されていることです。
美帆さんが楽しみながら仕事をする中で、お客様と楽しい会話をする…好循環の巡りの中、癒しのパワーがいつも溢れています。