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【コラム】再婚や子供なしの相続問題:複雑化する相続の対策とは
知っているようで知らない相続のこと。知識が不足しているばかりに損をする方もいます。知って得をする正しい知識を、司法書士事務所LINKの山本先生がわかりやすく解説!!
現代社会では再婚やお子さんがいらっしゃらない家庭が増加し、それに伴い相続に関する問題も複雑化しています。家族構成が多様化する中で、適切な相続対策を立てることが重要です。以下に、再婚やお子さんがいらっしゃらない家庭における相続の課題と対策を詳しく解説します。
法定相続人の確認
まず、対策を考える前提として法定相続人を把握することが必須です。以下に法定相続人となる順位を記載します。
第1順位 子
第2順位 親(祖父母を含む)
第3順位 兄弟姉妹
※配偶者は常に相続人となります。
例えば、再婚しており、前妻との間の子、現妻との間にも子がいるようなケースでは、法定相続人は「前妻の子、現妻、現妻との子」となります。
子がいない夫婦の場合、一般的に高齢で亡くなることを考えると、第2順位の親は先に他界しているため、一般的に法定相続人は「配偶者、亡くなった人の兄弟姉妹」となります。
これらの相続人と円滑に相続手続きが行えるのであれば、対策は必要ありません。ただし、現実的には相続が発生すると複雑化した相続では、紛争になるケースも多くあります。紛争になってからではもう手の施しようがありません。ケースによっては裁判上の手続きを行い、時間も費用もかかり大変な苦労をすることもあるでしょう。
損をする前に相続対策は必須です。
相続のオススメ対策:遺言書
相続対策で特にオススメかつ基本的な対策は遺言書です。 遺言書を残すことにより、遺産は遺言書のとおりに分配されます。そのため、相続人同士で話し合う必要もなく、相続人の印鑑も不要となります。遺産を承継する方のみで相続手続きが可能となり、円滑な相続手続きが行えます。
遺言書には大きく分けて「公正証書遺言」「自筆証書遺言」があります。それぞれメリット・デメリットがありますが、遺言書は書き方によってはせっかく作成したのに実際相続が発生したときに使えないということもあるので、作成する際には注意が必要です。
専門家のサポート
複雑な相続について、法律専門家の関与は必要不可欠です。遺言書一つとっても、記載内容や作成の仕方を間違えると使用できないものとなる可能性もあります。
司法書士事務所LINKでは、相続対策を中心に、遺言書、相続登記、相続手続き等をサポートしています。
再婚やお子さんがいらっしゃらない家庭の相続は、早めの対策が肝心です。
初回相談は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。司法書士事務所LINKが、あなたの相続を円滑に進めるお手伝いをいたします。
相続の事前相談なら「司法書士事務所LINK」
当事務所では、相続手続きを中心に、遺言書、家族信託・民事信託、任意後見等様々な手続きや対策をご提案しています。
何かお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。
相続登記は、大切な家族を守るためにも、早めに済ませることが大切です。
今すぐ、専門家に相談して、安心の相続手続きを進めましょう。
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PROFILE
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司法書士・家族信託専門士
山本 真吾
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経歴:明治大学法学部 卒業 資格:司法書士、宅地建物取引士、家族信託専門士、簿記検定2級、弓道弐段 趣味:読書、ドライブ
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名称・名前 司法書士事務所LINK 住所 富士市一色195番地の7 電話 0545-32-8290 営業時間 9:00 〜 18:00 定休日 土曜日・日曜日・祝日(土・日・祝日は事前予約で対応可) HP https://www.shingo-office.com/