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用水不足に悩まされた今泉村の歴史を感じる場所
今泉村田地の用水不足を解消するために行われた、本国寺の南から和田川の水を分水する堀割工事は、文政9年(1826)に180年の歳月をかけて完成しました。この通称今泉用用水路は、今泉村名主・中村三郎右衛門が村民の協力を得て完成させたものであり、その記念に農水碑が中村家に建立され、セギワクの傍らには中村翁之碑が建立されています。セギワクの地名は、三郎右衛門が考案した技術で、ここに堰枠(せぎわく)が構築され用水路の取水調査が行われたことに由来しています。
【地域情報紙ぶらりっと。2017年7月号掲載記事】
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店名 セギワク