「今日は子どもと、どこに出かけようかな・・・」と悩んだときに行けば間違いない!
富士市大渕にある「ふじさんエコトピア」と「ふじかぐやの湯」は、子連れのお出かけ最強スポット。
私流の楽しみ方をご紹介します。

1. はじめに「富士市新環境クリーンセンター」とは
富士市内の一般廃棄物処理を行っている工場棟と修理再生施設「ふじさんエコトピア」、余熱利用体験施設「ふじかぐやの湯」を併設する循環啓発棟があります。
楽しみながら学び、体験できる魅力たっぷりの施設です。
2. 最初は「ふじさんエコトピア」で遊び尽くそう
施設に着いたらまず、外にある芝生広場に向かいます。

リサイクル品を使った遊具、あずまや、トイレが揃ったとても綺麗な広場で、広い芝生もあります。

芝生広場の一角には啓発菜園があります。
かぐやの湯レストランで出た生ゴミを、堆肥化して利用しています。
収穫した野菜はレストランの料理に使われているそうで、お客さんたちは啓発菜園の野菜と気づかずに口にしているかもしれません。土をよく見ると、卵の殻や玉ねぎの皮がありました。目で見てわかるところも楽しいです。

芝生広場を上へ登ると、森林環境創造ゾーンを散歩できます。
富士市の森林や水辺に見られる自然環境を観察でき、自由に入ることができます。(一部許可が必要な場所あり)手を加え過ぎず、できる限り自然に近い状態にしているそうです。


建物の中に入ると、展示コーナーがあります。
展示品が飾られていたり、本が読めたり、広いスペースでゆっくりと過ごすことができたりします。


ふじものコトボックスには、自然環境をテーマにしたゲームや電気を使わないおもちゃなど、6種類のワクワクするボックスが用意されていて、大人も子どもも楽しめます。

3. 次は「ふじかぐやの湯」で癒されよう
ふじさんエコトピアでたくさん遊んで汗をかいたら、ふじかぐやの湯へ向かいます。
ふじかぐやの湯のお湯は、新環境クリーンセンター工場棟でごみを焼却した際に発生する余熱を利用して、富士山の伏流水(地下水)を沸かしたお湯を使用しています。

サウナ、水風呂、炭酸泉、ジェットバス、露天風呂、檜風呂とたくさんのお湯を楽しめます。

そしてひとりで入浴が困難な方が、付き添いの方(1名)と一緒に入れるという小浴場。普段オムツを利用している方は大浴場には入れませんが、小浴場にはベビーバスの用意があるため、赤ちゃんと一緒に入ることもできます。

私には6歳の息子がいます。もうすぐ一緒に入ることができなくなりますが、まだひとりにはできないという不安がありました。でもこの小浴場があれば、これからもふたりで入ることができるので嬉しいです。
4. 最後はレストラン「FUGAKU」でご飯を食べよう
FUGAKUでは、地産地消を目指しできる限り地元の食材を使用しているそうです。
さらにリユースカップ、リユース食器で食べ物を提供しています。


メニューが豊富で、しっかり食べたいときや、軽く食べたいとき、デザートを食べたいときなど、どんな気分でも満足させてくれます。
レストランFUGAKUの営業時間は10:00〜20:30。 ラストオーダーは20:00です。

大広間の他にもカラオケ室、個室、休憩コーナーもあるのでいろいろな楽しみ方ができます。

ふじさんエコトピアでは工場棟の工場見学やワークショップなども開催されています。工場見学は希望があれば随時できるそうなので、受付で確認してみてください。
ふじかぐやの湯でも、個室キッズルーム無料開放の日や、子どもに人気のフライドポテトが20%増量の日など、毎日のようにイベントが開催されています。
環境やエコについて沢山の学びが散りばめられていて、遊んで、お風呂に入って、ご飯を食べているだけなのに、自然と学ぶこともできてしまう。
子どもを遊ばせるためと言いながら、ぜひ日頃の疲れも癒しに行ってみてください。
PROFILE
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このみ会
ももさん
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山形県出身。20歳で上京し30代でリゾートバイトをしながら各地を転々としていたところ、結婚を機に富士市へ。
自分を持っている人に憧れ、日々模索中。映画館、ビール、コーヒー、海鮮が好き。
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名称・名前 富士市新環境クリーンセンター循環啓発棟 住所 静岡県富士市大渕676番地 電話 ・ふじさんエコトピア 0545-30-6166 ・ふじかぐやの湯 0545-30-6167 営業時間 ・ふじさんエコトピア 9:00〜17:00 ・ふじかぐやの湯 9:00〜21:00 定休日 ・ふじさんエコトピア・ふじかぐやの湯 月曜日(休日の場合は、次の休日でない日) 年末年始(12月29日〜1月3日)および焼却炉の定期点検による臨時休館有り 駐車場 140台 HP https://sinkankyocleancenter.com